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ウニ の 秘密 ニュース
ウニが不漁のニュース。
ウニに限らず、海産物の不漁が叫ばれています。
サンマにイカに、様々な大衆魚。養殖されていない回遊魚とか、沿岸で獲れる海産物の不漁。
昨今の魚離れ。水産業の衰退も深刻だけれども、乱獲による資源の減少、温暖化による環境の変化等々、様々な要因が噂されて、海の資源の枯渇が憂いられて、実際のところ何が原因なのかも、不明なのだとか。
結局、それらの複合的な要素が重なっての事だという、結論。
さて、ウニは磯焼けの原因などとも言われていて、昆布やワカメは勿論、磯の植物を食って繁殖する生物。
とは言え、ウニだけが磯焼けを引き起こす原因ではなくて、アイゴやブダイなどの魚だって、海藻を食らって大きくなります。
磯焼けが、深刻になると生物は減少して、その磯は海の廃墟になっちゃいます。
海藻を喰っていたウニや魚も自分の首を絞める結果になるワケ。
ウニが不漁なのは、海藻が無くなったからでも、オニヒトデが食い尽くしたわけでも無さそうだし・・・。
磯焼けのお尋ね者ののウニだけれど、結構旨いので養殖されています。
その養殖の研究の過程で、ユニークなニュースがありました。
ウニは、海藻だけを食う生物ではなかった。ナ ナ ナント陸上の雑草、クローバーもムシャムシャ捕食してしまいました。しかも、クローバーで肥に肥えたウニは栄養も豊富で、味も上々。
本来、養殖と天然ものなら、俄然天然物の方が、美味なのが海産物の常識だった。しかし、ウニは養殖の方が美味しいそうです。という事で、一層ウニの養殖の研究が進んでいるとの事。
回転寿司屋さんでは、オレンジハマチとか、真鯛とか養殖でしか味わえない寿司も登場して、海産物も養殖へのネガティブな思考を、払しょくしつつあります。
雑草を刈り取って、ウニの餌にして美味しいウニが養殖できれば、何か安上がりでウニパスタとか、ウニ丼だとかが、安価で楽しめる様になりそうです。
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